やっぱり…

私がパート勤務を再開して数日後、
唯一 昼食で一緒になった方がいました。

Sさん（男性）年齢は私と同じ。
5月から倉庫作業の方（少し離れた場所）のバイトから
始まったと Sさんから聞きました。

話した時は 私の工場の隣工場で働いていました。
今は、試用期間中だと言ってましたし、 私が面接で工場案内をしてもらった時に 社長も試用期間中の人だ…と言ってました。

Sさんは、お昼ご飯を食べると サッと出て行きましたが
食べながら 少し話をしました。

今までは営業をしていたそうで 全く違う製造業だから
大変だと言ってました。

そして 試用期間中だからと交通費が出ない事と
作業服がもらえない事が おかしい！！と
言ってました。
（私も まだ 女性用のポロシャツをもらっていません）

2日間、お昼を一緒に食べましたが
不満があるんだなぁ…と感じ 私自身も気持ちが
下がってしまいました。
負の連鎖！って やはり聞く側の気持ちも下げてしまうんだと思い 私自身も反省しました。

そして 男の人が50歳代で転職するのは
とにかく厳しい事なんだと思い
主人に 『会社に しがみついてでも働かないと』と
話した夜がありました。

私は、作業服をもらっていませんが
まだ続くかどうか 私自身も100%の自信があるわけでは
ないので 今は自分のTシャツを着て それでいいと思っています。
催促するつもりは ありません。

Sさんは、私と同じ日に入った外国人の子達が
初日から作業服を着ているのに
何で自分は？？と思ったと言ってました。
「辞めると思っているのか？」って、だから 「もらえないのか？」って言ってました。
仕事用の上下の服を数枚ずつ買ったと言ってました。

私は、無難な返事しか出来ませんでした。
外国人の方達との契約と 日本人の雇用期間有りの正社員、そして私のようなパートとは違う事も
あるのだろう…と思ってました。

昼食を一緒に食べた2日目に
外国人に作業ズボン、そして Sさんに 作業ズボンと
Tシャツ（各1枚）が渡されました。
私は 『良かったですね！』と声をかけました。
Sさんは、ニコっとしてました。

翌週（先週）は、Sさんとお昼時間には1日も会いませんでした。
もしかしたら倉庫作業の方になったのかな？って
思いました。

昨日、お客様が来ました。
『今日はぁ！』と大きな声で挨拶をすると
「社長いる？」と聞かれました。

そこには社長は いなかったので
お客様に近づき 『事務所の方に…』と私は話し始め
マスクしたお客様の顔が見えてきました。
Sさんかな…と。

今日、Sさんが辞めた事を知りました。
私と同い年だけど 小学生高学年のお子さんがいると
聞いています。
一家の大黒柱として まだまだ働かないといけないと
思われていると思います。

私は、自分は交通費が出ない事も
時給が上がらない事、ボーナスは もちろん無し、
それを承知で応募しました。

でも働いてみないと わからない事、見えない事も
沢山あります。
それでも 働かなきゃ！と思い 1日無事に終わると
ホッとしています。

続くといいんですけど。。。